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Vリーグ女子新チームを全国に勝手に作ってみた

by lovelikefoot(有本和貴)

全国各地に存在するVリーグ女子チーム。現在V1、V2あわせて20チームあります。でも、男子はV3まで26、JリーグがJ3まで56、まだまだチームを増やせる余地はあるのでは。そして最近できた姫路のように、地方に行けばまだまだニーズある街はあるはず。

また、地域に強豪校があったら、彼女たちの受け入れ先としても機能すると思います。Vリーガーを目指す受け皿を多く用意できれば、バレーボールをやりたい人も増えます。高校、大学で終わらせるのはもったいないわけです。

ということで、個人的にこの街にチームがあったら面白い(ある程度ビジネス需要もあると判断して)というのをいくつかあげます。なお、もちろん既にVリーグ女子のある街(サブホームは除く)、そして地域リーグのある街は除外しています。チーム名は頑張って考えましたがいいのが思い浮かんだら上書きするかも。まずは北から。

<北海道・東北>

山形にV2のアランマーレ、そして宮城にV昇格を目指す地域リーグのリガーレ仙台があります。また、デンソーがサブホームとして札幌市、郡山市を利用、日立が秋田県、そしてPFUが青森県五所川原市をサブホームとして使っています。

■イーハトーブ花巻(岩手県花巻市 人口10万人)

去年のファイナル8で初めて訪れた地なのですが、なにより花巻市総合体育館という立派な施設があること、そして花巻東高校があることで地元メディアの注目度が高い、ということ(私が行ったときは出身の菊池雄星投手のメジャーでの様子が連日報道されてました)、新幹線の駅もあり、また花巻空港が近くにあって遠方からファンも来やすい、という点で選びました。

岩手はJもBリーグも共に3部で、一緒に上に上がろうという相乗効果も期待できそう。また、両チームが盛岡にあるのにあえて花巻を選んで分散させるのもメリットになるかも。盛岡市の岩手県営体育館も併用して岩手県全体にファンを広げたいところ。チームカラーは花巻東の紫。チーム名は地元が生んだ偉人・宮沢賢治にちなんで。

■ゼルコバ59福島(福島県福島市 人口29万人)

郡山のデンソーのホームゲームの盛り上がりを見ると、福島を拠点にしたチームがあってもいいのかも。福島市は東京からのアクセスもいいし、国体で作られた1500席収容の福島トヨタクラウンアリーナもあります。独立リーグ、Bリーグ(B2)は共に郡山が本拠地で空白地帯でもあります。

チーム名は福島県の県の木であるケヤキから。ケヤキのように、強くたくましく生きてほしいという思いから。そして福島が一つになって盛り上がろうと、市町村数59を入れています。ケヤキだけにチームカラーは黄緑です。坂道を駆け上がるアイドルグループとは違って(だからチーム名に数字を入れたって?バレたか 笑)、V字回復のごとく、這い上がります。

<関東>

東京にV2のGSSと地域リーグの三菱UFJ、神奈川にNEC、埼玉に埼玉上尾、千葉に千葉エンゼルクロス、茨城に日立、群馬に群銀、山梨に山梨中央銀行とやっぱりチームが集中している地域ですが、でもまだまだ空白地帯はあると思います。

■宇都宮トチジェンヌGZ(栃木県宇都宮市 人口52万人)

関東の都道府県の中では男女のVのチームはない空白地域。野球の独立リーグ、Jリーグ(J2)、Bリーグ(B1)それぞれチームがあり、スポーツ自体は盛り上がっています。

本拠地は地元のBリーグのブレックス宇都宮が使っているブレックスアリーナ。チーム名は地元の名産・とちおとめ(イチゴです)にちなみ乙女のフランス語に、Greatなチームに、というのと、アルファベットのZのように最後まで突き進め、という願いが込めたGZを組み合わせてますが、はい、餃子からとってます(笑)。チームカラーはもちろん餃子の皮のクリーム色です。監督はとちおとめといったらJTのゲーフラでおなじみ、小山市出身の田中美咲さんを招聘します。いつかは宇都宮市出身の黒後選手も…

■所沢ライナーズ(埼玉県所沢市 人口34万人)

同じく東京に近接するNECレッドロケッツと同じで、交通の便と相まって東京からの集客が見込める地域です。埼玉には埼玉上尾メディックスがありますが、所沢の一帯は上尾やさいたま市へのアクセスがそれほどよくなく、棲み分けは可能。都内の西武沿線の住民も取り込めるほか、東京の多摩地区に隣接しており、人口の割に空白地帯である多摩地区からの集客も見込めます。

また、埼玉西武ライオンズの本拠地もあることから地元の人たちのスポーツ熱も高いです。本拠地は地元Bリーグの埼玉ブロンコスも使い、Vリーグでもよく使われる所沢市民体育館。チーム名はやはり西武にちなみたいですね(ライナは西武の女の子のマスコットの名前だったりします)。となるとチームカラーもあわせたいところですが、埼玉上尾とモロにかぶるので、西武鉄道の黄色で。

ちなみに埼玉西武はプロ野球の球団としては初めて女子の野球チームも作ったので、女子スポーツの拡大という点で連携もできそう。しかもVリーグは野球とシーズンがあまりかぶらないので、少しでも野球ファンを呼び込みたい。お隣・川越市の埼玉アゼレアとの男女共催も実現したいところです。

■エイトクイーンズ八王子(東京都八王子市 人口58万人)

東京はGSS、そしてサブホームとしてNECがいるものの、両チームとも23区内。多摩地区はV1男子はある(警視庁と東京V)が、女子は空白地帯(Bリーグも23区内だけ)。しかも昨シーズンのファイナルの舞台・武蔵野の森総合スポーツプラザの他、2700席収容のエスフォルタアリーナ八王子もあります。そして何より、強豪校の八王子実践のある街です。

監督には八王子実践のOBで三鷹市出身の狩野舞子さんを招聘。チーム名は八と王から。チームカラーはやっぱり実践の緑で。トヨタ車体クインシーズとの「クイーンダービー」も注目!?

あとは横浜や厚木あたりにも欲しいところですが(V1男子もないので)、Vリーグで使ったことのある体育館がなさそうなので(去年のサマーの秩父宮は小さすぎるので)、思い浮かばないので思いついたら書き足します。

<中部>

長野はV2のルートイン、セイコーエプソン、新潟はベスビアス(ともに地域リーグ)、静岡はV2のブレス浜松、愛知はV1のデンソー、トヨタ車体、地域リーグのトヨタ自動車、三重は先日発足したヴィアティン三重、岐阜はV2のJA岐阜、富山はKUROBE、石川はPFUと金沢市が東レのサブホーム、福井は地域リーグの福井クラブ(ただし19/20シーズンは不出場)、と、この地区は全ての県にチームがあります。いやあ、すごいなあ。

■アルビレックス新潟(新潟県新潟市 人口81万人)

新潟はベスビアスがありますが、調べる限りでは長岡のチームのようですので、新潟市は空白地帯のようです。となると、サッカー、野球、バスケと、地方における総合スポーツクラブの先駆け的存在と言ってもいいと思う、アルビレックスにバレーボールチームを作りたいところです。

本拠地はVリーグも開催された新潟市東総合スポーツセンター。ちなみに新潟市ではV1男子が2018年に試合をしていますが、それが実に16年ぶりだったそうです。チームカラーはもちろんオレンジです。

■静岡Tソレイユ(静岡県静岡市 人口70万人)

静岡は三島に東レの男子、浜松にV2のブレス浜松がありますが、静岡市は空白地帯。Bリーグも準加盟のチームなので参入の余地は大きいと思います。静岡は屈指のサッカーどころではありますが、チームはかつての清水市(今は合併されて静岡市ですが)と浜松市なので、実は旧来の静岡市としてのスポーツチームがBリーグのチームしかない状態。しかも今調べたら、静岡市は「バルーンバレーボール」発祥の地だそうで!

※簡単に言えばビーチボールを使ったバレーボール(コートサイズとか一緒)です。

ホームはVリーグでも使われているこのはなアリーナ。チーム名はお茶を表すTに、みかんを名産にする温暖な気候=太陽の、フランス語から。フランス語なのは姉妹都市にフランスのカンヌがあることから。チームカラーは名産のお茶にちなんで緑。同じく名産のミカンとあわせて緑とオレンジでユニフォームを作りたいところ。一部のマニアで湘南色として話題に…(笑)

北陸については先日こんなブログも書いてます。よろしければ。

<関西>

滋賀に東レ、大阪にJT(拠点は西宮)、兵庫に久光(ホームは鳥栖)、姫路(以上全てV1)、地域リーグのマックスバリュがある屈指のバレーボールどころ。

■アゼリアーズ京都(京都府京都市 人口147万人)

大阪にも兵庫にもあるのですから、京都にも一チームほしいところ。京都橘高校という強豪校もあります。島津アリーナという、Vリーグの試合でもよく使われる大きなアリーナもあります。

GM兼監督として、元NECで地元出身の近江あかりさんを三顧の礼で招聘。また、滋賀がホームでありながら大津市が京都が隣接しているため、オフに選手が頻繁に京都を訪れる東レに対しては、ダービーで負けたら京都を出入り禁止にさせるとしかけ、京滋ダービーを盛り上げようとするが、「京都なのに監督は近江(かつての滋賀県)って!?」と言われた挙句「ウチが勝ったら琵琶湖疎水を止めたる」と反撃されてしまう。そんなコント!?も(笑)。

チーム名は本当は京美人の形容詞である「はんなり」を使いたいところですが、既にBリーグで「ハンナリーズ」があるので(男子じゃないかというのは置いておいて)、はんなりの由来とされる「花あり」から、京都市の花であるつつじより。チームカラーは京都の市章でもあり、地元のJクラブ・京都サンガでおなじみ紫。2ndユニは同じく市章に使われていて、金閣寺を表すゴールドで。

■貝塚フェニックス(大阪府貝塚市 人口8万人)

貝塚と言えば女子バレーボールの聖地なんだなと、バレーボールに詳しくなるにつれ気づいたんですね。過去のニチボー貝塚(東レアローズの前身です)、そして貝塚ドリームス。となればやっぱりこの地にバレーボールのチームをもう一度作らなければ!そんな思いからです。

チーム名はかつてのニチボー貝塚、後のユニチカフェニックスにちなんでいるのと、一度なくなった二つのチームが不死鳥のごとくよみがえったという意味も込められています。

大阪府はJTがホームタウンにしてはいますが、拠点は西宮。あと大阪と言っても広く南部は女子は空白地帯なので(男子は堺ブレイザーズがあります)、ニーズはあると思います。監督にはユニチカフェニックス出身の佐野優子さんを招聘します。貝塚市に大きな体育館はないようですが、泉佐野にあるJ:COM末広体育館ではいかがでしょうか。チームカラーですがユニチカフェニックスのカラーがわからなかったのですが、これを踏襲します。

<中国・四国>

岡山に言わずと知れたV1の岡山、地域リーグの倉敷アブレイズ、広島にV2の大野石油、四国は愛媛にCLUB EHIME、そしてV1の東レが松山市をサブホームにしています。

■ヤガミマジック島根(島根県松江市 人口20万人)

山陰は鳥取にJ3のガイナーレ、そして島根にB1のスサノオマジックとスポーツチームも少ないエリアですが、だからこそバレーボールチームを誘致したいとも思うわけです。となったとき候補は島根。岡山から特急が走っているメリットもありますし、Bリーグチームと相乗効果で盛り上がれるメリットもあると思います。

Bリーグのチーム名は「スサノオマジック」と、地元の出雲神話からとっているので、それに対抗して、美人と称されたヤガミ姫をチーム名に冠してのマジックコラボ(笑)。スサノオマジックが使っている松江市総合体育館を共用させてもらいます。チームカラーは出雲大社の赤。そして目指すはもちろん、岡山との中国地方の覇権をかけた山陽・山陰ダービー(別名やくもダービー)です!

■エライア香川88(香川県高松市 人口42万人)

バレーボールを全国に広めるためには四国も盛り上げたいところ。となると、かつて仙台ベルフィーユの前身となった四国Eighty 8 Queenがあった高松です(井上奈々朱選手も短期間ですが所属してました)。

チーム名はもちろん香川の名産・オリーブから。ギリシャ語のエライアにしたのは、古代ギリシャの繁栄がオリーブによってもたらされたことから、同じようにチームとして繁栄をもたらしたいという思いから。また、オリーブは勝利の象徴という意味合いもあるのでチーム名には欠かせないです(サッカーの「カマタマーレ」みたいにうどんにちなんだチーム名も考えましたが女子チームには難しい…笑)。

88は四国Eighty 8 Queenの由来にもなった四国八十八か所から、です。数字が入るチーム名というのも面白いかと。本拠地はBリーグの香川ファイブアローズが使っている高松市総合体育館を共用します。監督には香川出身で、久光と姫路に所属した筒井視穂子さんを招聘します。チームカラーはもちろんオリーブの緑。☆を貼る久光のように、勝利したらバスにオリーブの実のシールを貼っていきます(笑)

また、こちらも目指すは岡山との瀬戸大橋ダービー(別名マリンライナーダービー)です。

<九州・沖縄>

福岡に地域リーグに参入したばかりの福岡春日、佐賀に久光(もっとも拠点は神戸)、熊本に地域リーグから再出発したフォレストリーヴス熊本があります。東九州龍谷、鹿児島女子、熊本信愛、鎮西と、強豪校がひしめく屈指のバレー王国ながらV1のチームが事実上ないのは非常にもったいないと思うわけです。

※それもあってか、久光はゆくゆくは佐賀に完全に移行することも考えているようです。

■スタークイーン北九州(福岡県北九州市 人口96万人)

本当はアリーナも多い福岡市にチームを置きたいところですが、隣接する春日市にシーキャッツがあるので…と考えたときに選んだのが北九州市。大企業が多いというのもありますし、元々男子の堺ブレイザーズが生まれた場所でもあります。大分の東九州龍谷や山口の誠英高校が近く、彼女たちの受け入れ先としても機能しそうです。Bリーグのライジングゼファーが使っている北九州市立総合体育館を共用します。

北九州は最近ミクニワールドスタジアムというものすごく立派なサッカースタジアムができまして、スポーツに対しての投資も積極的かもしれません。ぜひバレーボールを誘致したいところです。

監督には姫路の人になっていますが、第二の挑戦として地元出身の竹下佳江さんを三顧どころか九顧の礼でお迎えします。またこれは勝手な想像ですが、母体は地元の航空会社・スターフライヤーです。選手はCAだったり地上スタッフを兼務します。特にCAという職業は高身長の人も多いのでうってつけではないでしょうか。

となるとチームカラーはもちろん黒です。チケットも早割など、航空会社のノウハウを惜しみなく注入します。チーム名もスターフライヤーに寄せています。あと、九州はとにかく「○○キュウ」と読んだり「Q」をブランド名に入れるケースが多いので、Qは欠かせなかったのでクイーンを入れています。略称はスタキューです(笑)。

■フレーデア長崎(長崎県長崎市 人口42万人)

先日旅行してものすごくポテンシャルを感じたのが実はここだったりします。市内は地元のサッカーチームV・ファーレン長崎の露出がすごかったんですね。でも、スポーツチームはこれしかないので(独立リーグもBもなし)、町の人口もそれなりに多く、参入の余地は大いにあるのではと思います。しかもV・ファーレンはスタジアムは諫早市ですから長崎市は空白ともいえます(長崎駅前にスタジアムを作る話が進んでいます)。

ホームはVリーグの試合でも使われたことがある長崎県立総合体育館を利用。チーム名は平和を表すオランダ語「Vrede」より。バレーボールのVも入ってますし、バレーボールって対戦相手同士が交わらない、それによって乱闘などもない比較的平和なスポーツでもあり、平和を発信する町・長崎にふさわしいからです。V・ファーレンとの二つのVで長崎を盛り上げたいところです。

しかも長崎といえば、春高バレーや日本代表もスポンサードいただいているジャパネットのおひざ元。既にV・ファーレンを間接的に運営している状態ですが、ぜひ胸スポンサーなりご協力をいただきたいところです。V・ファーレンでやっているようにファンクラブ会員を通販番組で販売していただけたら最高です(笑)。

監督には長崎県出身の古藤千鶴さんを招聘。チームカラーは平和記念像の水色です。

■サリオ鹿児島(鹿児島県鹿児島市 人口60万人)

出身のバレーボール選手は少ないですが、なにせ新鍋選手と迫田さおりさんを輩出した地域ですし、サッカーはJ3、Bリーグも準加盟チームがあるなど、スポーツチームもそれなりにあります。Vリーグの試合の実績もある鹿児島アリーナという立派な施設もあり、ホームゲームはここで開催します。

そしてそしてもちろん(何がもちろんなんだか 笑)監督は鹿児島市出身の迫田さおりさんに三顧の礼でもなく土下座して(笑)、万難を排して招聘します。チーム名は鹿児島市の名物である桜島と、市内を流れる甲突川の川のイタリア語を組み合わせた造語。とはいうものの、はい、迫田さおりさんの「さ」と、コートネームのリオをくっつけただけです(笑)。チームカラーは県章で使われている黒と赤です。

ということで勝手にバレーボールチームを全国に作ってみました。

本来ならここにどんな地元企業にスポンサーについてもらうとか、もっと詳細にシミュレーションする必要があります。ただ、ある程度は現実的に考えたつもりです。

自分の町にチームを作るとしたらどんなチームか、名前は、体育館は、チームカラーは、監督は…そんな観点でチームを想像してみるのも楽しいですよ。

私自身もいつかはバレーボールチームを立ち上げたいなあと思っています。まあそれは究極の夢ではありますが、全国にバレーボールを広めるお手伝いが出来たらと思っています。

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